【書評】知識を操る超読書術 (メンタリストDaiGo)
コロナの影響で家にいることが多くなった今。「本でも読んでみようかな。」と一度は思ったのではないでしょうか?
本書は、最後まで読み切る集中力がない・内容が頭に入らない・内容を人に説明できない人におすすめの一冊です。
2021年、今年こそは本を読む習慣をつけたいけど何から読めばいいかわからない。じゃあ、本の読み方から学ぼうと本書を手に取りました。大きく分けて①読む準備 ②読み方 ③読書後のアウトプットの3つについて書かれています。このポイントについて少しまとめました。
読む前のポイント 得たい知識を明らかにする
その本を読もうと思った理由、得たい知識を明らかにするとしないとでは読み終わったあと大きな差が出ます。
普段は読まない分厚い本を買い、読み始めたものの集中力が続かず苦労して読み切っても内容を聞かれると答えられない。 そんな人はまず自分が何を知りたいのか、得た知識で何をしたいのかをメンタルマップに書いてください。
メンタルマップとは、自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したもの。
メンタリストDaiGo. 知識を操る超読書術 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.679-680). Kindle 版.
ポイントは小さめのメモにメンタルマップを書くことです。それを集中力が切れた時に見ると意欲が復活します。
読み方のポイント 視覚化読み
このテクニックは読んだ本の内容を忘れにくくします。教科書や自己啓発本にはストーリーがありません。そのため記憶に残りにくく抜けてしまいます。漫画やアニメの内容は覚えていて本の内容は覚えていないのはこのためです。
ギュッと濃縮したキーワードにまとめ直し、A4一枚のマインドマップにしています。すると、そのペーパーを見ただけで本の内容を芋づる式に思い出すことができ、復習に役立つのです。
メンタリストDaiGo. 知識を操る超読書術 (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1248-1250). Kindle 版.
文章全体を丸暗記するのは天才でもない限り不可能なので重要なキーワードのしぼってまとめることで記憶しやすくなります。
本書を読んだ感想
本書は紹介した2つのポイント以外にもアウトプット法、選書、読書間の休憩などがまとめられています。
メンタリストDaiGo氏の本の内容は、科学的根拠に基づくもので、わかりやすくまとめられていました。
読書の習慣がない僕でもスラスラ読めたし、具体的な方法やポイントも細かく解説があったので読んでよかった本でした。